当社では、60歳定年後に再雇用で継続勤務される方、ならびに60歳以上で新たに入社される方を対象に、安全運転を改めて体系的に学ぶ研修を実施しています。年齢を重ねても安心して働き続けられる職場づくりはもちろんのこと、確かな安全品質で信頼にお応えするための取り組みです。

研修当日は、適性診断の実施と結果に基づく個別指導を行い、ご自身の運転傾向や注意すべきポイントを客観的に把握します。あわせて、プロとしての運転の違いを学ぶ教材や、高齢ドライバー向けの教育シリーズ、業界団体の安全資料などの映像教材を活用し、危険の予測・回避行動を具体的に確認します。さらに、視認性に関わる白内障・緑内障チェックなど、体調・身体面の変化も踏まえた安全確認を組み込み、無理のない安全運行につなげています。

加えて、片側2車線・1車線の走行、住宅街、交差点での右左折といった実際の運行で遭遇しやすい場面を題材に、「どのような危険が潜んでいるか」「どのような運転をすればよいか」を自ら考える危険予測トレーニングも実施します。経験を重ねたからこそ見落としやすい“慣れ”のリスクを言語化し、判断と行動の精度を高めることで、事故の未然防止を徹底します。

研修の締めくくりには、これまでの運転を振り返り、家族や周囲への約束も含めた「安全運転の決意」を作成・表明します。研修を通じて得た気づきを日々の業務に持ち帰り、一人ひとりが安全に向き合い続ける文化を育てることが狙いです。

今後も当社は、再雇用で活躍するドライバー一人ひとりの経験を大切にしながら、年齢やキャリアに応じた研修内容の充実を図ってまいります。適性診断や危険予測トレーニング、身体面のチェックなどを継続的に組み合わせ、無理のない働き方と安全運行の両立を支援します。あわせて、現場での点検・フォロー体制も強化し、「いつでも安心してお任せいただける輸送品質」を磨き続けることで、お客様と地域社会の信頼にお応えしてまいります。